• グローバル教育とは

世界で共通するグローバル教育とは

日本には日本の課題が、他の国にはその国の課題がそれぞれ存在しています。
しかしグローバル化が進む中、世界各地に共通した地球規模の課題も徐々に鮮明になってきています。
それを子供の頃から考え、そして将来それを解決していける能力を身につける人材を作る為の教育、それがグローバル教育です。
グローバル教育とは具体的には、人種や宗教を超えて協調性を持ち、どんな文化に対しても理解を深め、
国際的な問題と向き合うために必要な教育と言うことができるでしょう。
戦争や紛争はない方がいいに決まっています。
しかしそれを起こす人や民族、宗教、国にはそれぞれの言い分や主張があるものです。
それらを理解しなければ戦争や紛争、飢餓、差別などの問題はなくなりません。
だからこそグローバル教育が重要になってくるわけです。

グローバル教育の重要性を考える

グローバル教育とは、言い換えれば、世界に通用する人材を育てるとも言えるでしょう。
実際にそういった感覚でこのグローバル教育という言葉を使い、教育を行っている、人材育成を行っている機関や国もあるはずです。
日本は他の国と比較して、消極的な国と言えます。
国際的にも知られた国であり先進国であるにもかかわらず、あまり表に出たがりません。
しかし先進国としての地位が揺らぎ始めた今、このグローバル教育を積極的に取り入れていかなければ、
いよいよ国際社会から置き去りにされてしまうでしょう。
それほどの危機感をもう持たなければならないのです。
待った無しの状況だと認識し、学校でもグローバル教育を意識した授業を行っていただきたい、そう思います。

意識が低い日本人のグローバル教育

どうして日本人はグローバル教育に対して消極的なのでしょうか。
元々他の国と文化に違いがあり過ぎるのかもしれませんが、恐らく英語に対する苦手意識が大きいことも原因のひとつだと考えられます。
国際的に最も使用されている言語は英語です。
日本語は日本のみでしか通用しません。
一歩外に出れば英語を喋れなければならないのに、そこに苦手な意識を持っていればグローバル教育も何もないですよね。
グローバル教育とは、英語を学び、それによって思考を構築することとも言えるので、まずはその改革を促すことを考えなければならないでしょう。
恐らく政治家たちはそれがわかっていないと思いますが、早急に対策を打って欲しいものです。

欠かすことができない英語の習得

英語の習得がグローバル教育には必要不可欠であることはわかりました。
でも今の学校に英語教育を求めることはできません。
なぜなら英語ができない人が英語を教えているからです。
小学校から英語を教えるのはいいですが、英語に関しては完全にネイティブな人と、できるだけ少人数で学べる環境を整える必要があるでしょう。
人材の確保は簡単ではありませんが、しかし国が積極的に動けばできないことはないはず。
グローバル教育の本当の意味が理解され、それが当たり前のように学べる日本に早くなって欲しいですね。